2009年04月30日

漢検関連4社 中抜きで34億円

ひどいなあ。
こんなことやっていたんだ。

 財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)の大久保昇前理事長らが代表を務める関連会社4社が08年度、協会の委託業務の約97%(金額ベース)を半額以下で別の会社へ再委託し、約12億1000万円を“中抜き”していたことが分かった。06〜08年度の3年間で約33億8000万円に上る。再委託しなかった残り約3%の業務も協会の外部調査委員会から見直しを求められており、実質的には関連会社の介在がすべて不必要だったことになる。

 協会は30日に開く理事会で、いったんは取引継続を決めていた不動産・出版会社「オーク」と情報処理会社「日本統計事務センター」への業務委託の解消を盛り込んだ改革案を諮る方針。

 内部資料によると、再委託の率が特に高かったのは、取引額の大きいオークと日本統計事務センターだった。オークは08年度、8億7000万円で協会から受注した書籍製作・販売業務すべてを3億6000万円で計21社に外注 
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 一方、広告会社「メディアボックス」は08年度、協会から受注した2億6000万円のうち広報業務7000万円を外注に出さなかったものの、調査委は「本来は前理事長と前副理事長が行う業務で、同社を介在させる必要性はない」と指摘。文章工学研究所との600万円の取引も、再委託先である研究者個人との取引だった。

 これらから、4社は08年度、協会から23億2000万円で受けた業務のうち22億5000万円分を10億4000万円で外注し、“中抜き”した利益は54%に上っていた計算になる。また、06〜08年度の3年間で、68億8000万円の受託業務のうち66億5000万円分を32億7000万円で再委託していた。

【関連ブログ】漢検協会の多額利益問題


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Posted by タイゾウ at 13:09│Comments(0)ニュース
 
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